情報誌の国語授業をお手伝い
今日は、多摩の某中学校の授業にお邪魔しました。
以前、同中学校で職業体験の事前学習ということで、地域の事業者として編集や『たまきたPAPER』発行、その他私の仕事に関するお話をさせていただきました。
そのときに皆さんに差し上げた『たまきたPAPER2019年秋号』を、情報誌をつくるのがテーマの国語の授業で参考にしてくださったのだそうです。
そうして中学生の皆さんが授業でつくった地域情報誌の講評をしに今日行ってきたというわけです。
1クラス9班、1班1P。3クラスで27枚の情報誌ができます。 未完の原稿もありましたので、今日は23~24Pの感想を一つずつお話しさせていただきました。
今日の「めあて」は
「他の記事との比較によって、読者の興味を引ける言葉や文章の書き方について自分の考えをもつ」
私が最初に原稿についてコメントさせていただいて、それを聞いたあとに、生徒さん同士で原稿を見せ合って各自コメントをつけるというスタイルです。
テキストの構成がうまかったり、手描きイラストがうまかったり、タイトルの付け方がよかったり、レイアウトがきれいだったり。
それぞれ、すべての原稿に優れたところがありました。1Pにつき1分ほどだったので、かなり駆け足でしたが各原稿のよい点や補足をお伝えできたかなと思います。
コメントを入れた原稿を、次回の授業でお渡しさせていただきます。
ことの葉舎、というくらいなので、弊社が一番貢献できるのは言葉について。
これから大人になる子どもたちの教育に、言葉で貢献できるのはとてもうれしいことです。また、いろいろな視点の情報誌ができていて、グルメレポートもあって、面白かったです。
たまきた春号が出るときに、たまきたWEBで、今日講評した皆さんの情報誌を公開しますのでどうぞお楽しみに。
子どもたちが地域に、言葉に、デザインに、インタビューに、関心を持つ情報誌の授業。生きた授業だと思います。これからもお役に立てたらと思います。
原田あやめ