国分寺 甚五郎
![](https://tamakita.com/wp-content/uploads/2023/09/c3b70ba752444299c5eb84eada159371.jpg)
満腹・飽きない昭和レトロな麺タイム
国分寺駅前の通りから路地に入って少し歩くと、賑やかな建物が目に留まります。
![](https://tamakita.com/wp-content/uploads/2023/09/41bebf666f3638c7a2ce0232acafb320-1.jpg)
「国分寺 甚五郎」の開業は昭和63年。店長の幸山さんは二代目の店主です。
このお店で初めて武蔵野うどんを食べた時に「こんなにおいしいものがあるのか」と感動したことがきっかけで従業員として働くようになり、10年ほど前に初代店主からお店を受け継ぎました。
多摩地区や埼玉県に多い「甚五郎」の多くは入間市の本家からのれん分けされたお店で、そばとうどんの両方を提供しているのが特徴。「国分寺 甚五郎」もその伝統を受け継いでいます。
![](https://tamakita.com/wp-content/uploads/2023/09/00b40f0a59f3ad08513a5517f11a3c93-1.jpg)
そばもうどんも昔ながらの手打ち・手切り。うどんは食べやすさを考慮して初代のころより細めにしていますが、しっかりとしたコシと小麦の香りで伝統的な武蔵野うどんの味わいです。
毎日削るかつお節、椎茸、昆布から取る濃いめのだしは麺の力強さに負けていません。
つけ汁は肉汁、ごま味噌だれのほか「ラム付け麺」などの変わり種も。丼や一品料理、日本酒などもあり、昼夜を問わず楽しめそうです。
「とにかくお客さんに、おなかいっぱいになってほしいんです」と幸山さんは語ります。ワンコインを切る450円のぶっかけうどんをメニューに加えたのは、「給料日などでお財布が寂しいときにも食べに来てほしいから」。
![たまきたPAPER「国分寺甚五郎」](https://tamakita.com/wp-content/uploads/2023/09/c3b70ba752444299c5eb84eada159371-1.jpg)
常連さんが約7割というのも納得の、通いたくなるお店でした。
2023年秋号では、国分寺 甚五郎さんからその味を受け継いだママのお店「手打ちうどん どん太」を掲載しています。そばとうどん、両方食べられるシステムは、「どん太」さんでも楽しめます。
国分寺 甚五郎
所在地/国分寺市本町3-12-2
(JR国分寺駅北口徒歩4分)
電話/042-325-6916
営業時間/平日11:00~15:30/17:30~22:00
土・日・祝 11:00~22:00
※ 年中無休
Twitter/ @jingo6 WEB▶http://www.jingo6.com/