たまきた夏号とレシピの話
AYA-CTO 北多摩の地域情報誌『たまきたPAPER』
指田屋は1982(昭和57)年に店主の指田悦子さんが、お母さんから受け継いだお店です。子どもの成長などに合わせて営業時間や休業日を変えながら、一人でお店を切り盛りしてきました。阪神・淡路大震災後には建て替えをし、現在のお店があります。
うどんは数種の国産小麦をブレンドした手打ち。注文のたびに茹でる麺はつややかで口当たりがよく、優しい味のつけ汁も手伝ってするすると食べられます。「作り方は母から教わりました。量ったことはないから、何度来ても毎回味が違って飽きないですよ(笑)」という悦子さんのお店は、散歩やサイクリングの休憩と栄養補給に最適です。
~取材こぼれ話~
以前は青梅街道沿いにお店があり、「指田屋」を お兄さんが運営していました。このお兄さんはその後、埼玉県飯能市の「平松へら鮒センター」を運営し、施設内で手打ちうどんを出されているのだとか。入口には青梅街道沿いにお店があったときの名残で、たぬきの置物が設置してあります。
お店の外の看板や、いろりの上に吊してある自在鉤(じざいかぎ)の木彫りの魚はお兄さんのお手製だそうです。
住所/小平市天神町2-5-25 駐車場あり
電話/042-343-3791
営業時間/11:00-15:00、月・火曜定休