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まち歩き

手打ちうどん 庵

地元に染み渡るだしの味

今回は、武蔵野うどんを今までほとんど食べたことがない編集スタッフが、編集長原田と共に武蔵野うどんのお店へと出かける「武蔵野うどんを知る旅」です。ザリガニを釣る子どもたちの姿がちらほら見える野火止用水をしばらく歩いて、手打ちうどん「庵」に到着しました。

向かいに小学校の校庭が見える、街のうどん屋さん。
ゆとりのある広さの店内。ご主人がお客さんに話しかける明るい声が響く。
定番はつけ汁うどんの豚(中サイズ700円)。サイズは小・中・大・特大の4段階。


早速、つけ汁うどんの「豚」と「カレー」を注文しました。ほかに、「牛」「きのこ」「きつね」も選べます。うどんが運ばれてくると、つけ汁が大きなお椀にたっぷり入っていてびっくりしました。その温かい汁に、冷たい麺をつけて食べるのです。

濃厚なだしとカレーのパンチのあるカレーうどん(中サイズ900円)

うどんってこんなに奥深いのかと感動しました。ほどよいコシのうどんとうまみのあるつけ汁で、箸が止まりません。

つけ汁は和牛など国産食材を使うことと、カツオを使った濃いだしを生かした汁に仕上げることに、店主の端利夫さんは創業以来こだわってきました。

「うどんの特別な修行はしていないんですよ」と話す端さんは東大和市出身。昔、近所のおばあちゃんが、うどんを作っていた姿を見て自分も作ってみようと思ったのがきっかけでうどんを打ち始め、うどん店を開業。以来、武蔵大和駅の近くで15年、今の場所に移転して10年、どこかなつかしい武蔵野うどんを変わらないメニューで作り続けています。

武蔵野うどん工房 
手打ちうどん  庵

住所/東大和市新堀3-1-2
電話/042-563-6385 営業時間/11:00~14:00 17:00~20:00 (なくなり次第終了)
定休日 / 水曜