編集部ブログ

秋号発行しました!取材こぼれ話(1)「ぷらーと」

『たまきたPAPER』2021秋号、本日発行しました。1週間くらいで、街の設置ご協力店へのお届けが完了します。今回は、いつもより早めに仕上がったので(奇跡!)、すでに設置が完了しているお店もあります。街で見かけたら、ぜひお持ち帰りください(^-^)

今回の特集は「滋味カフェ物語」。二つのカフェ&ダイニングの来し方を取材しました。

特集に登場している「からだが喜ぶダイニング ぷらーと」さんでの取材で、オーナーさんが東大和市の障害者作業所「あとりえトントン」に深く関わっていたということに驚きました。だからこちらの作業所ではいつも、革工芸の作品を販売されているのですね。

(詳しくはたまきた秋号にて!)

ちょうど先日、編集部の前にあるイトーヨーカドー東大和店で、「あとりえトントン」さんが出張販売されていて、感慨深く作品を見てきました。

ほかの作業所の方も出店されていて、陶器も販売されていますよね。陶芸作品は、その器に対峙すると作者と向き合っている感じがするといいますが、それを初めて感じたのは福祉作業所で購入した焼き物でした。朴訥とした人柄が、器を通じて感じられました。

東大和に限らず、工芸や喫茶店、パン店など、さまざまな形の福祉作業所があります。「助けなければいけないから」という気持ちではなくて、「美しいから」「おいしいから」買いに行こうと思います。作業所ならではの良さがあり、またそこには作業所ならではの現実があることも感じます。

時はちょうどパラリンピック。ノーマライゼーションってどういうことなのか? 障害ということもありますが、多様性を受け入れると誰もが楽に生きられるようになる気がします。

社会福祉協議会さんや、その登録のボランティアグループさんにいろいろよくしていただいていることもありまして、『たまきた』は福祉についてもいろいろ取り上げていきたいと思っています。

また、より多くの方に読んでいただけるよう、「読むことの壁」を取り払う取り組みもはじめました。スタートしたらお知らせします!