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吉岡堅二新収蔵品展

たまきたで何度かご紹介している日本画家、吉岡堅二氏の新収蔵品展が、3月21日(土・祝)から東大和市立郷土博物館で開催されます。

吉岡氏は、83歳で亡くなるまで東大和市清水で半生を過ごした著名な日本画家です。

●詳しくは、吉岡氏に関する過去の記事をご覧ください。
吉岡堅二新収蔵品展(2014年)
東大和郷土美術園でお茶会
東大和郷土美術園特別公開
郷土美術園秋の特別公開

今回は、同博物館に新しく寄贈された4点の作品を含む8点の日本画と、素描やスケッチなど合わせて約20点が展示されます。

新しく寄贈された4点の作品のうち、3点は今回が初披露となります。

吉岡氏は鳥を描くことで有名な日本画家で、人物画は同博物館と近代美術館ぐらいでしか見られないというほど数が少ないとのこと。今回は吉岡氏が描いた人物画を、新収蔵品『椅子による』(上画像の作品・179㎝×83㎝)を含め3点同時に見ることのできる貴重な機会となります。

都内には多くの熱烈な吉岡氏のファンがおり、地方の美術館からも東大和市立郷土博物館に「吉岡氏の作品をお借りして展示したい」という依頼が来るとのこと。美術家の間では有名な画家ですが、たまきた地域ではまだ知名度が高くありません。

「吉岡氏の作品は東大和市の宝物です。無料で気軽に鑑賞できますので、たくさんの人に見に来ていただいて、吉岡堅二さんという画家が東大和で絵を描いていたということを知っていただきたいと思っています。また、今回展示するのは20~40代のころに描いた作品で、作品によって画風が変化しているのが分かります。素描やスケッチについても、修行時代には墨で和紙に描いていたのが、えんぴつでスケッチブックに描くようになるなど、描き方の変化や作風を模索している様子が感じられると思います。そういった部分も楽しんでいただきたいと思っています」
と同博物館職員で美術を担当されている山本悦子さん。

期間中は、山本さんによる展示ガイドもあります(開催日はページ下部)。

「今回展示する『椅子による』は昭和10年ごろに描かれた作品です。大正時代や昭和初期をご存じで『当時はこんな着物がはやっていたね』と懐かしく思う方もいるようです。また女性が座っているパイプ椅子には、当時は珍しいものでした。吉岡氏が特別に発注したものではないかと思います。そんな話を聞きながら絵を楽しんでいただけます」

貴重な絵画を鑑賞できるのはもちろん、「地元にこんな有名な人がいて、こんなを描いて暮らしていたんだ」と知ることもできる郷土博物館ならではの展覧会。今回は1カ月にわたる開催なので、気が向いたときにふらりと出かけられるのもいいですね。

会場 1階企画展示室/日時 3月21日(土・祝)~4月19日(日)9:00~17:00/休館日 月曜日、3月24日(火)/展示ガイド 3月22日(日)14:00~、4月5日(日)14:00~(約20分)/観覧料・ガイド料 無料

●東大和市立郷土博物館
東大和市奈良橋1-260-2
アクセス/西武拝島線「東大和市」駅から西武バス(イオンモール行き)で「八幡神社」下車徒歩2分、都営バス(青梅車庫行き、箱根ヶ崎駅行き)で「八幡神社前」下車徒歩2分
西武バス(東村山駅行き)で「奈良橋」下車徒歩7分
多摩モノレール「上北台」駅からちょこバス(外回り)で「八幡神社前」下車徒歩2分
駐車場19台あり

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