編集長あやめ日報&旧たまきたWEB記事

チャン

クロスワードの回答が日々届いていて、昨日はクロスワードページをコピーして回答を書き込んだ封書がやってきました。

読者おすすめのお店欄に載るときのペンネームに「◯◯チャン」と書いてありました。

シニア女性の方でした。もちろん手書きです。

父方の祖母が、私に手紙をくれるときに「あやめチャンへ」と書いていたのを思い出しました。

短歌を詠む、優しく美しい文章を書く人でした。私が物心つくころは病床で、手紙の字は細かく揺れていましたがきれいな字でした。

優しかったけれども、私のために言うべきと思ったことははっきり手紙に書いてありました。

「いやなおばあチャンと思わないでくださいね」とも書いてありました。

私は小さいころからひねくれていて、素直にものが言えなくて、大人にも疎ましがられていて、それでも可愛がってくれるおばあちゃんが大好きでした。

今、私がものを書く仕事をしていると知ったら、たまきたを見せたら、やはり言葉の表現が好きだったおばあちゃんはどんな顔をするでしょうね。

両親には新刊発行のたびに送っているのですが、同じようにおばあちゃんに送ってみたいとふと思いました。おばあちゃんにいろんなことを話したい。こんなことを話したら、あんなことを話したら、おばあちゃんはなんて言うだろうか。

今の私に、どんなアドバイスをくれるだろう。今、生きていてくれたらな。

そんなことを考えながら、昔もらった手紙などの束をさらっています。

原田あやめ

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