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あるかしら文庫

子どもと書店に行ったときに、子どもが「これの中の本を読んでみたい」と。

「あるかしら文庫」という一角。

一瞬なんだか分からず、掲示をよく読んでみると、書店のおじさんに「こんな本あるかしら?」とだれかが聞きに来て、それならこれ、とおじさんが出してくれた感じでポプラ社にてセレクトされた本、ということらしいです。

各本のカバーの上に「あるかしら文庫」のカバーがさらにかかっている。

なるほど、とカバーにかかっている「あるかしら?」を読み、子どもと一冊ずつ本を選びました。

「読み終わったら交換して読もう」。

本のタイトルは右上に小さく書いてあるのみ。

昔ながらの本屋さんに、おすすめの本を選んでもらう喜び。これ、なんでこんなにうれしいのか説明しにくい感情です。

自分の視点だけでは広がらない世界が広がるからかな。

本をおすすめされるのが大好きです。

「力強い物語で大事なことを考えたいの」

文章としてなにか食い違いがあるようでいて、考えたいという読者の能動的な気持ちが表現されているのがまたよくて、この本を選びました。

『翔ぶ少女』。著者は原田マハさん。この人の本、初めて読みました。「おじさん」おすすめされたから初めて手に取ったのです。

最初から、人の感情や情景の描写の生々しさにインパクトがあり、数十ページで泣きました。

自分でのこれまでの傾向では読まなかった本でした。新しいタイプの本を楽しめるようになりました。

やっぱり本は面白い。本屋さんはいい。ポプラ社さんの素敵な企画に心掴まれました。

東村山が舞台の『あん』もセレクトに入っています。

2冊買うとシールがついてます。

さらに、プレゼントにも応募できます。「おじさん」のマグカップとか、ブックカバーとか。

かなり、わくわくしてます。

原田あやめ

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