編集長あやめ日報&旧たまきたWEB記事

ユキヤナギと分かりやすい文章

昨日休日仕様で文章についてぼやっと書いたのだが、平日が始まったのでちゃんと例文を。

今日、出勤中、ユキヤナギの花が水滴をとらえているのを美しく思ったので、簡単だけれどもユキヤナギで書いてみる。

読みにくい例

 

子供の頃から雪柳が春に咲く事を惜しく思って居た。

  • 句読点がないため、「子供の頃から」が「雪柳が春に咲く」にかかっているのか「惜しく思って居た」にかかるのか分からない
  • 「事」「居た」はさらっと読んでいいところで「事が起こる」何かが「居る」ような意味を付加してしまうし硬くて読みにくい。それにちょっとエラそうに見えて反感を持たれることもある

ついでに言うと

  • 子供の「供」は出版物では一般的に「ども」と書くルール。PTAなどでは「こどもは供えるものじゃない」ということで使うのを嫌うところがある
  • 「雪柳」のような植物名は、上記のようなルールだと「ユキヤナギ」とカタカナ表記する。読み方を読者が間違えない。ただ、情緒を優先したい文章では「雪柳」と漢字表記したほうが美しいときもある

 

というようなところで、分かりやすく直すと

子どものころから、ユキヤナギが春に咲くことを惜しく思っていた。

 

ユキヤナギのある風景を先に読者にイメージしてもらいたければ、語順を変えてもいい。

ユキヤナギが春に咲くことを、子どものころから惜しく思っていた。

 

大したことないようで、これで読者が引っ掛からずに読めるようになる。参考になるだろうか。

 

 

原田あやめ

 

 

 

 

 

 

 

 

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