編集長あやめ日報&旧たまきたWEB記事

そこにいることは当然じゃない

「続けることが大事」というけれども、結構難しいことだなと最近思う。

お店とか、サービスとか、人とか、たいがいの周りのものはある程度の期間そこにあると、あって当たり前になってしまう。

ある程度資本があるところは、新規出店して数カ月でダメと判断したらさっさと撤退する、というタイプのところもある。

でもそういうのとはちょっと違う、コツコツやっていたはずなのに、コツコツと集客して地域に根付いたと思っていたお店が閉店になって青天の霹靂(へきれき)とか、あの会社の中核を担っていた人が突然退職とか地方へ転居とかいうことが、最近結構ある。訃報で、本当にある人が存在しなくなるということも、世界ではいつも起きている。

ものごとは常に動いていて、自分は人の表面しか見ていない。それを分かっているのにびっくりしてしまう。みんな事情がある。体調の変化もある。家族も事情を引き受けやすい、家庭を担っている女性は、周りの変化の影響をもっと強く受ける。

一方で、自分はずっと変わらずここにいる気がする。たまきたも2年以上続けてきたけど、ことの葉舎は10年以上になる。東大和に来てからは、15年。

仕事の変化はあるし、いろいろなことはやってきたけれども、私自身はここから動いていない。いつもいる。自分が動かないから、変わらないから、周りの変化がよく分かるんだろう。

知らないところでみんな変わり続けている。何かが、人が、そこにいなくなることはわりと日常のことだ。その中で、自分が変わらずここに居続けていることは、結構普通じゃないことなんだと思う。

現状を保つというのは絶妙なバランスのいること。ここにいるまま、存在を大きくしてくことは結構なチャレンジ。

そして、変わっていくことも、悪いことじゃない。その変化の物語を記録していくのも役割かなと思う。

 

原田あやめ

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