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本の食べ物:すりおろすお肉のタレ

昨日本の話をしたら、昔読んだ本を次々と思い出した。そのうちの一冊と、今日の「なんか、無性にお肉が食べたい」気分がカチンとつながった。

昼食にラム肉を焼くことにして、タレは椎名誠の「あやしい探検隊」シリーズの小説に出てきた手作りタレ。

あやしい探検隊海で笑う』だったと思うが定かでない(すみません)。

中学生ごろ、『十五少年漂流記』を読んでから冒険ものにはまり(これのウミガメの卵や肉の料理もおいしそうに思った)、椎名誠が無人島に行ってキャンプするエッセイを次々読んだ。椎名誠の友人の野田知佑が愛犬ガクとカヌーで川を下る本も好きだった。映画はインディー・ジョーンズを観て、ハリソン・フォードが大好きだった。

前述の『あやしい探検隊海で笑う』では、離島で「東日本なんでもケトばす会」(おじさんたちが集まってあちこちでキャンプする会だったと思う)の面々が海辺でバーベキューというか好き勝手にいろいろ焼いて食べているシーンがあった。

そこで、ヤギかなにかの肉を焼いていて、そのタレの説明があった。

「リンゴとタマネギとニンニクをわーっとすりおろして醤油を入れる」。詳細は違うかもしれないが頭が覚えているのはこれ。何グラムとか、もちろん書いてない。

大人になってこれを焼肉のタレにしてみた。おろしたタマネギとリンゴの質感そのまま。お肉と一緒になるとインパクトはあるしさっぱり旨味を生かすと思う。

少し置くとかするともっとまろやかになるかも。でもタマネギのナマのパンチが私はいいと思う。大人向けのタレだ。

今日は、リンゴ半分、タマネギ半分、ニンニク一個、醤油大さじ2くらいで作った。美味。

これのほかにも、

「海でムラサキイガイ(ムール貝)をわしわしむしってきて焼く」

「山ほどのもやしを炒めてかつおぶしをかける」

というのもあったと思う。

バタバタしていてコンビニ弁当やスーパーのお惣菜を食べる時もあるけど、それだとなんだかどうしても力が湧かない。

冒険ものに出てきたごはんを作って食べると、そのシーンも思い出して元気になるのだった。

(ちなみにラム肉を撮るのを忘れたので、写真はそのタレと作りかけのローストビーフです)

原田あやめ

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