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残ってほしい存在

  • 『たまきたPAPER』を創刊して、たくさんの人たちに会った。

「たまきたを見ました」と言って、いろいろな人がやってくる。「取材してほしい」「広告はどうなっているんだろう」「編集の仕事をしたい」「イベントを一緒にやりたい」「こんな印刷物作れますか」……本当にいろいろなお話があって、紙媒体を発行するということのインパクトを日々感じ続けている。

たまきたや会社を続けてほしい、存続していってほしいという気持ちで、たくさんの知見やアドバイスをくれる関連業界の大先輩も複数いる。

新聞やローカルテレビなどで取り上げていただいたこともあり、「大成功だね」「うまくいっているね」と言われることも多い。私が思う「成功」に届くのはまだまだ先の話なので、それに「そうなんです!」と答えたことはない。

でも、「続けてほしい」「成功してほしい」と思える媒体、会社の存在を生み出したということには成功したんだと思う。

これまで、とにかく「これがいい」と思うものを定期的に発行し続けることに必死だった。すごく肩に力が入っていたと思う。

でも、「なんでそこまで」と思うくらい、たまきた、ことの葉舎が生き残っていくことを求めてくれる人がいて、実際にどんどん動いてくれる人たちがいる。そういう人たちの思いや動きの波が大きくて、私たちを前に進めてくれる。その波を少しずつ大きくするものをつくる、微調整をしながら舵を取るというのがやるべきことで、なんだかとんでもないアイデアを生み出さなきゃとか、大規模案件を手に入れなきゃ、海を割らなきゃみたいなプレッシャーはいらないのかもしれない。

その波とともにあればいい。凪いでも止まることはない。そう考えると、永遠に続けていけそうだ。

 

ああそういえば、今日「成功していて長く続いているあの媒体は中身がすごくいい。たまきたはそれに負けてない」と言われたのを思い出した。もうがぜんやっていけるだろう。たまに見かけた占いはいいことだけ頭に残るあたりのポジティブさを発揮する。

 

原田あやめ

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