編集部ブログ

3の合唱

ある日の夕方、玉川上水沿いを散歩していていたら、高校生の女の子二人が『崖の上のポニョ』を「ニーギニギ ブーンブン おててはいいな つないじゃお!」とハモりながら歩いていました。

自分が高校生のときも、DREAMS COME TRUEの『 Eyes to me 』 を友達と「こっち向いて笑って…」とハモりながら歩いていたんだった…かわいかったときもあった…と思いながらまた歩き、あたりが暗くなってきて、コオロギの「リーンリーン」という声に囲まれていることに気がつきました。考え事をしながら歩いていたので、それまでは虫の声に気づかなかったのですが、あたりが暗くなって、いい声に気がついたのですね。

虫の声を楽しみながらまた歩いていると、高校生くらいの男の子数人の大きな声。自転車に乗りながら「真っ暗闇の中俺たちはひとりぼっちで〜」という中身の歌をみんなで歌いながら私を追い抜いて行きました。

いずれもみんな、ささやかに楽しそうで。

最近、街を盛り上げようとか変えようとか、考えなくていい気がしているのです。

いいこと、大事なものを提供すべきところに提供していけば、それに向かって、自然と集まる人たちが楽しくなり、きれいなものを作り出し、切磋琢磨しているうちに、みんなが満足して物事は良くなっていくんじゃないかと思うのです。

それを提供するのは、ものづくりだったり仕事だったりして、経済的に寄与することで街は豊かになっていく。

最近、多摩に限らずいろいろなところに行っていろいろな人に会い、余計にそう思うようになりました。

変えるぞ、盛り上げるぞ、は大事だけれども、これだけ平和があるのなら、思い詰めなくてもいい気がする。

自分もみんなも喜ぶいいもの、いい場をつくり、いいもの、大事なことを選び取り、伝える。そこに集中して、磨き上げていくことで、いつの間にか地域貢献ができていたら、と思います。

原田あやめ

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